まだある!DM・会報誌の発送料金を抑える、ひと工夫

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DM・会報誌のコスト見直しをするなら!一度はチェックしておきたい、発送方法のイロハ

 DMや会報誌の発送コストはどんどん上がっています。「コスト削減するように!」と社内で言われても、一体何をどう減らせばいいのか…効果の出そうなターゲットだけに発送先を絞ったなら、もうできることがなくなってしまった!

 …と諦める前に、もう一度見直せるところがないか、確認してみましょう!発送方法の比較をされているサイトは多くありますので、ここでは「結局どうすれば減らせるの?」に触れたいと思います。


この記事はこんな方にぴったり!


 ☞ DM・カタログ・会報誌など、郵送物をユーザーに送られている方
 ☞ そしてそのコストを削減する必要にせまられている方!


こんなに増えた!発送コスト


まず、DM・会報誌の発送に関連する最近のコストアップについて簡単にまとめてみました。
郵便料金 人件費増による値上げ 2017年 (日本郵便サイト)
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2016/00_honsha/1222_01.html
郵便料金 増税による値上げ 2019年 (日本経済新聞電子版)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38286400Y8A121C1EE8000/
原紙価格は高止まり 2019年 (日本経済新聞電子版)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38286400Y8A121C1EE8000/
また、ゆうメール・クロネコDM便の特約料金も、今年になって値上げが浸透していっています。

そんなわけで、紙も発送方法もどんどん値上がりされている状況です。でも、主要なターゲットを削ってコスト調整をする前に!もう一度、ひと工夫でコストを減らせないか、見てみましょう!

そもそも適切なサービスで発送していますか?



 郵便やクロネコDM便などいろんな発送方法がありますが、条件を比較するだけでも大変。ここでは、どんな発送方法が適しているか、僕の主観でざっくりコメントしていきます!
 おや?もしかしてコストのかかる発送方法になってる?と思ったら、いつも頼んでいる印刷会社さんか、イムラ封筒に問い合わせしてみてください!




↑上のものほど安価な発送方法です
(一帯に配布する発送方法)
ポスティング ポスティング会社による、指定したエリアに全戸配布する方法。最も安い方法です。GISデータに基づいて、人口・平均年収などでエリアを細かく選べるサービスもあります。
タウンプラス 日本郵便にて、宛名なしで町丁単位に全戸配布する方法。下のタウンメールと似ていますが、数が多いならこちらで特約料金を締結していただけるとお得です。
タウンメール またの名を配達地域指定郵便物。500枚以上あるならタウンプラスを検討し、少ないならタウンメール、と考えると単純です。
(宛先を指定して配布する方法)
ゆうメール 日本郵便のDM発送サービス。特約料金なので、差出業者ごとに価格が異なります。印刷物や電磁的記録媒体(CD・DVDなど)を除き、商品の発送には使えなくなっています!信書もダメ!
クロネコDM便 ヤマト運輸のDM発送サービス。ゆうメールと同じく、業者ごとの特約料金です。また、商品発送不可。信書もダメ!ゆうメールと似ており、競合するサービスです。
広告郵便 日本郵便による、郵便の一種。特約料金ではなく、どなたでも同じ割引を受けられます。はがきや定形郵便物など、ゆうメールやクロネコDM便より安くなるケースがあります 。これは広告郵便かどうか、という独自の基準で可否が決まります。
区分郵便 こちらも郵便の一種。内容物が信書に該当し、ゆうメールや広告郵便が適用できない場合にも、郵便番号ごとに区分け作業をすれば、一定の割引を受けることができます。通常、区分け作業はイムラ封筒などの発送業者が行います!
(通常の発送方法)
郵便 ごく普通の郵便。こちらで送る前に、上のプランが選べないか確認しましょう!
宅急便 ヤマト運輸の宅急便。カタログや資料発送をこの方法で送られている場合がありますが、発送数や重量によっては、別の方法も考えられます。
↓下のものほど高コストな発送方法です



少しの工夫で安く送るテクニック



発送方法が適切なら、ちょっと内容を変えてみる方法も検討してみましょう。


①信書でなくす

「ポイント残高を記載する」「購買明細を記載する」などは信書扱いとなり、ゆうメールやクロネコDM便での発送ができません。しかし、もしそれらの記載がなくてもコンバージョン(成果)への影響が多くなければ、記載をなくしてしまうことで信書扱いから外す方法もあります。
また豆知識ですが、「当社のマンションにお住まいの方へ!」などの文言がある場合に、”特定の個人を指している”とされ、信書扱いになったケースを聞きました。今のDMが信書扱いになっている理由、みなさまはご存知ですか…?上記のような理由なら、キャッチコピーを工夫することで安く発送することもできそうです。(信書の問題はデリケートですので、基本的には個別に都度確認!がキホンです。)

②規格の仕様に合わせて軽くする

郵便・広告郵便は25g、50g、100gで料金が変わります。また、ゆうメールは50g、100gで変わります。さらに、他のサービスでは規格はもっと変わります。つまり、内容物の紙の厚みを変えて軽くするか、サイズを変更するか、発送方法を変えるなど、少しの減量でコスト削減になる可能性があるのです。結果にコミット!

③まとめて送る

”全国の支店で、それぞれバラバラに発送している”  ”いろんな形状で、同じ日に差し出している”  ”バラバラのタイミングで差出している”  ピンとくること、ありませんか?同じ形状を同じタイミングでまとめて送るほうが安くできます。発送コストだけでなく、印刷・封入コストも下がります。

④都内だけなら、別のサービスで発送する

都内の宛先が多い場合、エリア特化型の発送サービスを活用することで、メリットが出る場合もあります。

そもそもお得なDM、どんな形状?



イムラ”封筒”と名乗っていますが、実は封筒ってちょっとリッチな手段です。印刷コストを抑えるなら、その他の方法も候補となります。


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