DMの課題、どこにある?3つの切り口で、課題を発見しよう
今こそDMをじっくり見直してみませんか?DMをなんとなく改善したいときに、課題を発見する3つの切り口
ダイレクトメールの成果をもっとよくしたい…と、マーケティングでDMを活用されている方なら誰しも思っていらっしゃるはずです。しかし、具体的にどの部分にメスを入れて、どのようにすればよくなると言えるのでしょうか?
この記事では、ダイレクトメールのメスの入れどころをざっくりと書いています。
在宅勤務も増えてきたこの機会に、これまでずっと同じ内容だったDMを、いま一度見直してみませんか?
この記事はこんな方にぴったり!
☞ DMを担当されている方 |
☞ DMのなにかを変えたいけど、どこから手をつけようか悩んでいる方! |
1, どの施策に力を入れる?
ダイレクトメールは、おおむね以下の3つの目的で使われることが多いです。まずこの3つについて見ていきましょう。
新規顧客獲得DM | 他社カタログへのパンフレット同梱や、他社会員向けのDMなど | |
継続顧客フォローDM | 商品への同梱チラシや、購入後○週間後のサンクスDMなど | |
休眠顧客復帰DM | 最後の購入から○ヶ月後に送るDMなど |
できることなら、休眠復帰DMを送る状況になってしまわないように、継続顧客フォローDMに力を入れて休眠を防止しておきたいところですね。(実際にはそうも言ってられませんが…)
また、いまはとにかく競合が多く、新規獲得のためのコストがどんどん高くなってきています。その意味でも、継続顧客フォローDMにこそ力を入れて、一旦購入いただいたお客様を大切にしていきたいところですね。
もし今現在、他の商品を並べたチラシを同梱されているだけなら、もっと変えてみる余地はあるかもしれません!
また、同梱チラシをたとえ高級紙にしてみても、数円しか変わりません。後から休眠顧客に百円近くかけてDMを送るよりは、安上がりかも…
2, どの基準で比べる?
ダイレクトメールはふつう、お客様の反応率や購入率を目標にします。しかしもしLTVを比較できるなら、そちらもチェックしてみる価値はあります。
CVR | コンバージョンレート(反応率)。問い合わせや購入をしてくださったお客様が多いほど、いいDM! | |
CPO | 注文あたりのコスト(コストパーオーダー)。低いコストで購入いただけたほうが、いいDM! | |
LTV | 顧客生涯価値(ライフタイムバリュー)。多く、長く買い続けていただけるほど、いいDM! |
本当なら、お客様には長く多く買っていただきたいわけなので、LTVを計測したいところです。しかしLTVには、Webサイトやコールセンターなど、それまでのお客様との接点すべてから影響を受けるので、DM1つからLTVを評価するのはなかなか難題です。
さらに、同じ反応率であっても、反応するタイミングがズレている可能性があります。
あと、ドラッグストアのクーポンはもらったらすぐ買いに行くけど、ニキビケアのクリームはちょっと考えてから買うかも…
反応のピークによって、発送形態を選ぶ方法もありそうですね。また、キャンペーンの期限を大きく表示し、「今だけ感」を強くすれば、ピークはもう少し早まりそうです。
3, どの切り口で比べる?
いろんな切り口でセグメントごとに比較すれば、反応率の偏りを見つけることができます。テッパンは年齢・性別やRFMですね。
年齢・性別 | もっともわかりやすいセグメント。年代ごとに、かかえる悩みは違いますから、クリエイティブにも大きく影響を与える部分です。 | |
RFM | 基本的には、最近買っていただいた方、何度も買っていただいた方ほど、反応していただけます。DMのコストパフォーマンスに、最も影響力のある切り口です! | |
商品・チャネル | その他、商品ごとに別のものを買っていただける割合が異なったり、きっかけになる最初の媒体ごとに購買行動が異なったりもします。 |
たとえば、まんべんなく広い年代にDMを発送しているために、ぼんやりしたメッセージしかDMに掲載できなかったとき……
こんなギャップがもしあれば、もう40代以上に発送先を絞ってしまってもいいのではないでしょうか。クリエイティブもターゲットに合わせて絞っていったほうが、結果的にLTVは高まりそうですね。
年代はDMでは特に自分ごと感を持っていただくための、初歩にして究極のセグメントです。できるだけクリエイティブで表現していきたいところです。
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このようなことを、私たちはヒアリングで伺うようにしています。「とにかく改善したいけど、なにを改善したらいいんだろう」とお悩みなら、ぜひご相談ください。私たちはDMがつくれる印刷屋ですから、無料でご相談・ご提案させていただけます!
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