デザインをスマートに依頼して、思い通りの初稿を作ってもらうコツ(前編)

DMやチラシのデザインを依頼するとき・されるときに知っておきたいポイント(前編)

ダイレクトメールやパンフレットのデザインを社内外のデザイナーに依頼したとき、イメージと違うデザインができてしまったことはございませんか?
この記事では、思った通りのデザインを依頼する方法について、イムラのデザイナーに聞いた"リアルな意見"をまとめてみました!イムラの営業はお客様のご要望を伺ってデザイナーに伝えるのですが、そのときのヒアリング方法によってデザインのしやすさが大きく変わるようです。そんな実際の体験談から生まれたコツ、ぜひ前後編でご覧ください。
デザイナーに依頼される企画担当の方や、デザイナーの方も、普段ヒアリングされている内容と比較してみていただければ幸いです。


この記事はこんな方にぴったり!


 ☞ DMの企画をしてから、デザイナーに依頼される方
 ☞ デザイナーとして、DMの企画の方にヒアリングをされる方
 ☞ 初稿がイメージと違う!という経験がある方

デザインの指示でこんなに変わる!

ダイレクトメールのデザインについて、企画を練り込んだと思っても、なおいろんなパターンができるという内容は、以前の記事でも触れました。


そのため、思い通りのイメージにデザインしてもらうためには、やはり事前にデザイナーと要所で合意しておくことがポイントですね!

その① 一番言いたいことは?

ごく普通のことのようですが……しっかりした原稿があったとしても、その中で一番言いたいことは意外に伝わりにくいものなのです!
例えば商品のアピールポイントが3つあるとき、原稿だと箇条書き風になってしまうこともあります。しかし目立たせたいポイントがはっきりわかっていると、デザインで表現しやすくなります。


最初に「ここが一番大切!」という部分を共有できると、実はすごくデザインしやすくなるんです。私たちがデザインするとき、まず目立たせたいところを決めて、そこからレイアウトを固めていき、細部の表現を練り込んでいきます。だから、「ここが一番大切!」はデザインの第一歩と言えます。一個に絞る必要はありませんが、優先順位が付けられると、その順にメリハリをつけて目立つようデザインできます。

デザインの修正を依頼したいときも、何を優先したいかはっきりさせたいところです。
例えば、「もっと明るい感じにしたい」と感じた場合……
爽やかなイメージ、楽しいイメージ、清潔なイメージと、いろんなパターンがありそうです。
ただ、「バックを白にして明朝体にして文字を小さく」くらいの具体的な内容は、デザイナーにおまかせしたほうがいい仕事をしてもらえそうです。


修正の意図がわかれば、フォントや飾りなど、指定部分以外の要素もより意図にマッチするように修正します!


その② 誰が決める?

集客を担当する方、ブランドを担当する方、店舗のスタッフの方、役員……そのダイレクトメールに複数の意思決定者がいらっしゃる場合は、校了までに手間取ってしまうことが多いようです。

店舗スタッフ「忙しくてなかなかチェックできない」
ブランド担当「これはブランドコンセプトのイメージからずれてる」
役員「もっとパァーっとできないか」

……


……順繰りに各部門の承認を得る方式だと、どうしてもそれぞれの言い分が後から出てくるようになってしまいます。そうなると、結果としてデザインが何度も白紙に戻ったりします。
間を取り持つ調整役の方がいればベストですが、そうもいかない場合は、最初から意思決定者とデザイナーをつないでおくのがよい方法です!


最初から関係する方とお話させていただけたほうが、軸となるコンセプトや先に優先すべきことを洗い出して共有できるので助かります。パワーバランスを伺いながら(笑)、私たちがスマートに料理していきます!


慣れないときは、おまかせを

前編はこのような感じでした。でも、デザインができ上がる前にやりたいことをはっきりさせることは、なかなか大変ですよね。 私たちイムラ封筒にはDMやチラシのデザイン経験者がいますので、デザインの打ち合わせでこれらのことを先回りしてヒアリングさせていただきます。だから、この記事くらいまで明確に指示できないかも…と思われたら、ぜひ私たちにフワッとした想いをぶつけてみてください!本当にフワッとしていたなら、いくつかたたき台として企画案を出させていただきます。

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それでは、後編でお会いしましょう!

デザインをスマートに依頼して、思い通りの初稿を作ってもらうコツ(後編)

この記事を書いたのは
マーケティング課おおつき
いつもペットボトルコーヒーの微糖を買っているのですが、もっと砂糖を控えめにした微微微微糖くらいのがほしいところです。しかし全く甘くないのもそれはそれで違う。

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