DMにマンネリを感じてきたら試してみたい、いろんなパターンに広げてみるお話

ダイレクトメールの企画、冒険できないけど新しいことをしてみたいときのお話

ずっと同じダイレクトメールを送っている……なんてこと、ございませんか?
同じDMを送り続けると、もっと効果的な表現にできないものかと、変化を求めたくなるものです。でも、そうそうアイデアも浮かばないし、忙しくてなかなか時間を割けない……そもそも商品やペルソナはもう決まっているからあまり冒険もできない!といったお話、私たちは伺ったことがございます。
この記事では、アイデアを広げることを、実践"風"でご紹介させていただきます。


この記事はこんな方にぴったり!


 ☞ ダイレクトメールやチラシを企画されている方
 ☞ 何か変えなきゃ!でもどう変えたらいいか悩まれている方

DMを企画してみよう!


これが今送ってるDMだけど、ちょっとずつ効果が落ちてきてる。もうちょっと変えたいなあ。




といっても、もうここまで固まってるから、アイデアも広げにくいかも。

【当初の課題】 もともと、新規流入数は問題ないが、2回目以降の継続率が極端に悪かった。
効果訴求をしすぎて期待値が上がるものの、商品特性上、1ヶ月程度では意識できるような改善に至りにくいことでギャップが生まれているのではないか、と仮説を立てた。
新規DMの"強い"コピーを抑えて、もう少しLTVの大きい、長く続けていただけそうなDMにして、コンバージョンの下がり具合とLTVの上がり具合のバランスをとろうと考えている。
【ターゲット】 新規見込み客で、ある媒体の会員。
60代から70代の男性・女性。
朝の体のあるところが痛む方、多くの人が同様に悩むことの多いこと。
【コンセプト】 効果訴求も成分訴求もしない方針。いきなり改善が実感できるような商品ではないから、時間をかけてじっくり向き合う必要があるよ、と知らせたい。
とにかく1ヶ月続けていただきたい、と短い期限で目標を設定している。
現状、離脱率は高いものの、長く使っていただいている方も多いので、3年続いた人のことをアピール。そこから転じて、1ヶ月続いたら、3年続くよ、という言い方をしている。
【コピー】 まずは1ヶ月チャレンジ。
続けることで、確かな実感。
1ヶ月間継続した30%の方が、3年後も満足と回答。
【デザインについて】 シンプルで、キレイめな感じに。大きな写真ひとつに大きな文字で、印象づけやすくしたい。
それ以外は特に強い希望はなかったが、効果訴求のDMを送っていた時の医者素材のデザインを使っている。

まず同じ言葉のまま、イメージを変えてみよう

コピーを変えるのは社内調整が大変だ……という場合なら。まずコピーは変えずに、素材だけ変えてみましょう。


あ、全然違う印象。何が変わったんだろう?


写真が変わったので、コピーが同じでもお伝えするメッセージも変わったのです。並べてみると、なんとなく方向性の違いがわかりそうです。

さらにコピーも変えてみよう


このくらいなら、コピーも変えてみてもいいかも。この方向で内容も変えて、パターンを考えてみよう。


コピーも変えてみました。全部並べてみます。

もう完全に別ものです。でも、「長く続けることが大切と伝えたい」「まず1ヶ月だけ続けてみてもらいたい」の気持ちは同じですね。さきほどの基準で並べてみましょう。


わりとバリエーションあるものだなあ。どれがこの商品を使っていただくお客様にピッタリかは、試してみないとわからないな。でも今までやってきたデザインを変えて、結果が悪くなったらどうしよう……


そんなときは、ABテストでパターンを分けてみたり、休眠顧客向けDMからレスポンスの差を見ていくなど、ちょっとだけなら冒険できる環境で試してみてはいかがでしょうか。

悩むなら、巻き込んでみませんか

例えば社内のDMご担当者さまがお一人なら、アイデアはすぐに煮詰まってしまいます。(私たちもそうです!)イムラ封筒は、「みなさまと一緒に悩む」ことを一番大切に考えています。だから、 アイデアが足りない!時間がない!人手もない!なんてときには、手間のかかるアイデア出しやプロトタイプの制作などをさせていただきます。ぜひ貴社のDMを見せていただき、上記のような案を一緒に考えていけることを願っています。

私たちのDM企画のサポートについて、以下もご参考にどうぞ!DMのアイデアほしい!という方は、下のリンク先のフォームか、右上の「お問合せ」より、DM相談希望と投稿ください。

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この記事を書いたのは
マーケティング課おおつき
電子書籍をスキマ時間に読みすすめるより紙の本を一気に読み切るほうが、早くて飽きないことに気付きました。

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